宗祇法師生誕600年記念 百韻奉納式典が行われました。令和3年11月21日
宗祇法師の墓所のある裾野市桃園定輪寺に全国の１４の連句結社による百韻を奉納しました。
午後からは、桃園集会所で連句実作会が行われました。
宗祇生誕６００年記念百韻奉納式の成功を讃えて
俳諧の歴史に残す一ページ
宗祇名声永久にあれかし
小林静司
（小林宗匠よりいただきました）
吟詠 師範 水野陽琇氏
花月流師範 花月乙千寿氏
俳諧の連歌 百韻十三巻
全国の宗祇ゆかりの連句結社、１４社の皆さまからも、奉納百韻にご参加い頂きました。
奉納作品は冊子にまとめ刊行いたしました。
式典を終えて
式典、実作会が無事終了し、ボロ雑巾のように帰り着いた私、そこへ百韻に応募はしてくださったけれど
一度もお会いしたこともない方からメールが届いていました。
まるで見ているかのように私の疲れを労ってくださり、続けてこう書かれていました。
「私、式典に参加出来なかったので、近くに昔連歌をやっていた神社があり、朝早 く、今日の奉納の無事と連句の発展と奉納の感謝をお祈りしてきました。
やはり、日本人が日本人の為に作った、この言霊の灯は法灯のように、次へと伝 えて行きたいものですね。」
見えない多くの方がお心を寄せてくださっていることに涙しました。本当に”紡ぐ言霊・紡ぐ人の和”なのですね！
裾野市宗祇法師の会副会長 勝又美代子