宗祇桜

 定輪寺の宗祇の墓所に宗祇桜が植えられています。

これはかつて宗祇没後500年祭を記念して郡上市から送られたものです。

室町後期、宗祇が群上を訪れた際、領主東常緑と桜の木の下にこんこんと湧き出る清泉に憩い和歌を詠んだと言われています。

 

これが有名な宗祇水の由来であり、宗祇桜の名前の由来となりました。

 裾野市と郡上市が宗祇のご縁で繋がったのです。

 

宗祇桜はバラ科で正式名をウワミズザクラと言い、長さ10センチ程の白いブラシのような可憐な花を5月頃咲かせます。

古名をハハカと言い占いにも使われた霊木のようです。

 

皆さんも今度定輪寺を訪れた時に探してみてください。きっと宗祇さんも喜ぶことと思います。

 

 


宗祇桜が満開になっております!(2024年4月21日(日)撮影)

裾野市桃園 定輪寺の宗祇の墓所に植えられています。

ぜひご覧ください。